蛇の診察室 毒蛇の判別 咬症の診断 よくある質問
蛇の診察室
ヘビと病気について
ヘビの診察・検査
ヘビの治療
拒食
脱皮不全
削痩(やせる)
眼の異常
体の腫れ(はれ)
口内の異常
皮膚の異常
吐き戻し
寄生虫 ・ 外部/内部

削痩(やせる

ヘビも病気になるなどしてえさを食べなければ、徐々にやせてきます。見た目には、丸みを帯びていた胴体が角張ってきて背骨が目立つようになります。爬虫類の場合、えさを食べなくなってからかなり長い時間経っても死んでしまうこともなく、やせも目立たないことが多く見られます。よって、見た目にすぐやせていることがわかる場合には病気がかなり進行しているなど深刻な状態であると考えるべきです。えさを食べない元気がないなど何らかの異常が見られたらすぐに原因を探り、さらに必要であれば身体検査・治療をすることが非常に大切です。

やせたヘビを診ると、それまでえさを食べていないことが多いのですが中にはえさをよく食べているのにどんどんやせてくる場合もあります。そのようなケースでは消化管内に寄生虫が多数いることがあります。


また、えさを飲み込んだとしてもしばらくすると何らかの原因で吐き戻してしまうヘビもいます。そのようなことを繰り返していれば、当然やせてきます。

やせたシロヘビ(アオダイショウ)
※斜め上から撮った写真

背骨が目立ち胴体が角張っているのがわかります。このシロヘビはえさをよく食べているのにやせてきてしまいました。検査をすると消化管内に寄生虫がたくさんいました。
別のシロヘビ。
上のヘビにくらべて胴体に丸みがあります。
タイワンアオハブ。
えさを食べず、動きも不活発でした。また、体の色もくすんでいます。やはり徐々にやせてきました。
このアオハブは肺炎を起こしていました。
健康なシロクチアオハブ。
緑色も鮮やかです。

ガボンアダー。アフリカの毒蛇。
このガボンはえさを食べるのですが、吐き戻してしまうことが多く、やせ気味です。でも最近は吐き戻さなくなりました。これから肉付きがよくなっていくことでしょう。肥満に注意!
ここでヘビ以外もひとつ。
かなりやせたヒョウモントカゲモドキです。
尻尾が細くなり、背骨もよく目立ちます。

←前に戻る 次に進む→
トップページ > へび百科 > 蛇の診断室 > 削痩(やせる) ▲このページの先頭にもどる
新着情報 | 園内案内 | アクセス | ギャラリー | へび百科 | ふれあいコーナー | へび研裏話 | リンク集 | お問い合わせ

〒379-2301 群馬県太田市藪塚町3318 電話 0277-78-5193. Fax 0277-78-5520
Copyright © 2002-2007 The Japan Snake Institute. All rights reserved.
お問い合わせ:(一財)日本蛇族学術研究所