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ヘビの診察・検査
ヘビの様子がおかしい、いつもと違う、と気づいたときには、診察を行い、必要であればいろいろな検査を行います。異常を発見したときに状態がかなり悪いときにはすぐに処置を行うこともありますが、まずは`問診’を行います。つまり、飼育環境や餌のこと、どこで手に入れたか、本当に今まで異常はなかったか、異常を発見してからどれくらい経つか、今までに病気をしたことがあるか、治療を受けたことはあるか、などなどを聞き取ります。

これは非常に重要なことで、どのような治療をしていくかを決めるのにも役立ちます。このあたりは、イヌやネコなどのペットの診察と一緒ですね。しかし、イヌやネコにはないヘビの特徴もあります。冬眠や脱皮、そして体の特徴(形、眼や皮膚の構造など)などで、診察の時には当然考える必要があります。

問診が終わったら、捕まえる前によく観察します。ヘビの動きや皮膚の状態などを見てその時のヘビの体調を推測します。そして、実際にヘビを捕まえて、お腹側の皮膚、口の中、眼などをじっくり見たり、触診をしたりします。さらに必要であれば、採血をして血液の検査をしたり、レントゲンを撮ったりします。
毒ヘビを捕まえるときには金属の棒などで頭部を押さえてから首を捕まえます。(ヒメハブ)
ニホンマムシ。
シマヘビのような無毒ヘビも基本的に毒ヘビと同じように持ちますが、おとなしいヘビであれば、特に首をつかまなくても触診などの簡単な検査はできます。強く押さえつけると嫌がってクネクネともがいてしまうこともありますので、おとなしいヘビを診察する時には自由にさせておいた方がよいでしょう。(でもシマヘビは結構あばれん坊。)
尾の血管からの採血。
レントゲン写真です。ヘビの場合体が長いので一枚では収まり切りません。体全体を見たいときには体をいくつかに区切って撮る必要があります。この写真は肛門から前方へ約20cmのところが腫れていましたので、その部分を撮りました。(カリフォルニアキングヘビ)
真ん中にだ円形の白い陰が見えます。
もし、ヘビが死んでしまったら、死因を探り、今後の対策に役立てるために解剖検査を行います。(卵がつまったビルマニシキヘビ)
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